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清瀬管弦楽団第33回定期演奏会

 

 

1999.7.4(日)午後2時開演

清瀬市民センター大ホール

清瀬管弦楽団


フ゜   ロ   ク゛   ラ   ム

L.V.ベートーベン:「フィデリオ」序曲

R.ワーグナー:管弦楽曲「ジーグフリートの牧歌」

 

L.V.ベートーベン:交響曲第5番 「運命」

指揮 入江 英二


ごあいさつ

 本日は、清瀬管弦楽団の演奏会にお越しくださり、有難うございます。昨年、40周年を迎えた当団、更に創立50年に向けて努力を重ね、市民オーケストラとしての発展を期しております。皆様の一層のご支援をお願い申し上げます。      団員一同

指揮者紹介 入江 英二

 桐朋学園卒業、同研究課修了、その後4年間洗足学園指揮研究所に在籍。桐朋学園でコントラバスを堤俊作、指揮を山本七雄、岡部守弘の各氏に師事。洗足学園で秋山和慶、増井信貴の各氏に師事。ウィーンマスターコースにてハンス・グラーフ氏に師事。ウィーン及び日本で湯浅勇治氏に師事。

賛助団員の募集

 清瀬管弦楽団では演奏会の聴衆として団を支えて下さる方を賛助団員として募集しています。賛助団員になられた方には、団からクリスマスコンサートなどのお知らせや招待状をお送り致します。期間は1年間で会費は1千円です。


曲目紹介

L.V.ベートーベン:「フィデリオ」序曲

「フィデリオ」はベートーベン唯一の歌劇である。もともと「レオノーレ」というタイトルだったが、1805年初演したが失敗、1806年にはこれを改作して上演したがこれまた失敗した。ではなぜ「フィデリオ」として名前が残っているのかといえば三度目の正直、タイトルを改めた第三稿が1814年に上演されて絶賛を博したためである。内容は土牢に幽閉された高潔な囚人と残酷な行政官、そして捕らえられた夫を助けようと男装した「レオノーレ」が戦うといった共和主義的なストーリーらしい。

その上演ができたのも1813年の「ウェリントンの勝利」(通称「戦争交響曲」)がナポレオン戦争で混乱し疲れていた聴衆に大ウケしたためである。もっともベートーベンは他人のアイデアで作ったこの交響曲についてはつまらぬものだといっていたらしいが、それで「フィデリオ」を上演できたのだから、よかったよかった。   (Hr.正松本)

R .ワーグナー:ジークフリートの牧歌

 ワーグナーの妻コジマは、33回目の誕生日である1870年の1225日の朝、妙なる音楽の響きで目ざめました。スイスのワーグナー邱で初めて音となったこの「ジークフリート牧歌」は、ワーグナーが妻のために作曲した愛らしく静かな美しさにあふれた音楽としてワーグナーの音楽の中では珍しく平和な情感に満ちた曲です。

「ジークフリート」という名が題名に出ていますが、有名な悲劇「ジークフリート」とは直接には関係ありません。この曲の題名の「ジークフリート」はワーグナーの長男につけられた名前をあらわしたものです。コジマは、前の年に長男ジークフリートを生み、50の半ばをすぎたワーグナーは天にも昇るような喜びを味わっていました。そして、妻の誕生日への贈り物としてこの曲をつくり、ひそかに練習して、当日妻の部屋に通じる階段に楽員たちをならべ、この曲を演奏しました。それまでまったく知らなかったコジマの驚きと喜びは、言うまでもありませんでした。

 この曲の中には楽劇からの旋律も含まれており、コジマが好んでいた民謡や子守唄のメロディも使われています。全曲を通しての穏やかで叙情的な曲想とともに、それらはこの曲を親しみやすいものにしています。      (Hr.大島)

L.V.ベートーベン:交響曲第5番 「運命」

 この曲はあらゆる交響曲の中でも最も有名な曲で、クラシックを聞かない人でも知っている、偉大なる曲です。ベートーベンは第3交響曲が完成する1803年頃から第五交響曲のアイデアスケッチを始めました。途中に中断しますが5年間の推敲をかさね1808年に交響曲第5番「運命」と第6番「田園」を完成させました。その年のくれに自作発表会でベートーベン指揮により初演されました。

1楽章:  初めからずっと『ジャジャジャジャーン』の繰り返しです。ホルンが『ポッポッポッポー』とやりますから気付いて下さい。トランペットのファンファーレが効いています。
2楽章:  穏やかな曲なのでリラックスして聴いてください。ビオラとチェロで始まるテーマの変奏曲で、だんだんリズムが細かくなります。途中でコントラバス奏者が打ち震える最低音が出てきます。

3楽章:  何だか不穏な雰囲気で始まります。ホルンが『ポッポッポッポー』とやりますが妙に深刻です。場面が変わってチェロとコントラバスが大忙しです。やっと動悸がおさまってきたかと思ったら気分が沈んできました。倒れる寸前まで落ち込むと思ったら・・・突然盛り上がって。
4楽章:  歓喜のファンファーレによって幕開きです。さっきまで暗かったのに何でこんなに明るくていいのでしょうか?盛り上がって終わりそうに見せかけてまだ終わりません。最後は速くなってこれでもかと和音を全員で連打して終わります。

ベートーベンの略歴 ベートーベンが活躍したのは日本で言うと江戸時代後期です。生まれは「南総里見八犬伝」の作者:曲亭馬琴とほぼ同じ。『運命』が完成した年には『椿説弓張月』前編が刊行されました。

  0歳 1770年西ドイツの都ボンに生まれる

  7歳 『ピアノ演奏会』を開く。

  13歳 『ピアノ・ソナタ』を作曲する。

  16歳 30歳のモーツアルトに教えを受ける。

  18歳 ヨーロッパ中に『フランス革命』が広がる。

  24歳 世界のベートーベンとなる。

  30歳 耳の病気におかされ、死ぬほどの苦しみにあう。

  33歳 『運目』のスケッチを始める。

  38歳 『運目』完成。

  56歳 「諸君、喝采したまえ。喜劇は終わったー」という言葉を残し没。

クラシックのCDはお持ちですか? 今日の『運命』が気に入ったらCDを買って聴いてみて下さい。最近は1000円程度で売っています。安いので演奏者の違う『運命』を2枚買って下さい。指揮者やオーケストラは何でもかまいません。演奏時間の長いやつと短いやつ2枚です。掃除・洗濯・炊事など家事のBGMとして、勤め人の方は通勤中がいいです。ボリュームをちょっと大き目にして気軽にノッテ聴いてみて下さい。どちらかのCDが気に入ったら今度は譜面を買ってみましょう。ちょっと大きな楽器屋やレコード屋にミニチュアスコアというオーケストラの譜面(スコア)が800円程度で売っています。譜面が読めなくても大丈夫です。上が高い音で下が低い音です。耳で聴く音に合わせて紙の上で形を目で追いかけるのはちょっと面白いですよ。

 最後にクイズです:

Q「バッハ」「モーツァルト」「ベートーベン」おいしそうな名前はだあれ?

A「ベートーベン」(うんめぇ) (以上 Vc.中村)

団員募集 清瀬管弦楽団では団員を募集しています。楽器の演奏できる方、またこれから始めたい方、ご連絡下さい。オーディションはありません。
(お問い合せ 西村 п@0424−91−1749)

お詫び ポスターなどで「第41回定期演奏会」とお知らせしましたが「第33回」の誤りでした。お詫びして訂正致します。



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