名曲コンサート
清瀬管弦楽団
天国と地獄 / オッフェンバック
小組曲より「小舟にて」と「バレー」 / ドビュッシー
「アルルの女」第2組曲 / ビゼー
他
2000.12.17(日) 午後2時開演
竹丘地域市民センター1階 会議室
入場無料
清瀬管弦楽団ホームページ:http://member.nifty.ne.jp/kiyose-orc/
メールアドレス:中村(Vc)VED00163@nifty.ne.jp
連絡先:西村(Tp)0424-91-1749
| プ ロ グ ラ ム |
| 1. ペールギュント」第1組曲より「朝」 | E.グリーグ |
| 2. 喜歌劇「バグダッドの大守」序曲 | ボワエルデュー |
| 3. ペルシャの市場にて | ケテルビー |
| 4. ハンガリー舞曲第5番、第6番 | J.ブラームス |
| 5.ホルン組曲 | G.P.テレマン |
| 6. 喜歌劇「天国と地獄」序曲 | J.オッフェンバック |
| 7. 小組曲より「小舟にて」、「バレー」 | C.A.ドビュッシー |
| 8. 「アルルの女」第2組曲 | G.ビゼー |
ご挨拶 清瀬管弦楽団 団長 西村忠朗
今年も竹丘コンサートの季節になりました。今年で6回目のこのコンサートは、「良い音楽」をお家の近くの会場で下駄履き(のつもり)で、気軽に聴いていただこうと始めたものです。「良い音楽」であっても「良い演奏」でなければ、チットモ楽しめません。聴いて下さる皆様のご期待に応えられるように、団員皆が家の中でウルサガラレながら、一所懸命勉強しています。できれば毎月でも開きたいと思う演奏会ですが、そうなる様に「将来の夢」にご期待ください。
指揮者紹介 秋月修
東京都出身。桐朋学園大学、洗足学園大学にて指揮を学ぶ。秋山和慶氏に師事。大学在学中よりオーケストラ、吹奏楽、オペラなどの分野において指揮活動を行っている。
曲 目 紹 介
『※は団員からのコメント』
| 1.「ペールギュント」第1組曲より「朝」(E.グリーグ) |
劇作家イプセンの劇「ペールギュント」のためにグリーグ(ノルウェー 1843〜1907)は23曲の付随音楽を作曲しました。この中から4曲ずつが選ばれ、第1、第2の二つの組曲が作られました。
『※ 皆さんもどこかで聴いたことのある曲だと思います。私は最初に音楽の時間に聴きました。劇の中でこの曲は、主人公が新たな冒険を求めにアフリカへ旅立つときに流れています。「朝」何かが始まる予感がする曲です。(O.E.)』
| 2.喜歌劇「バグダッドの大守」序曲(ボワエルデュー) |
ベートーベンとほぼ同世代のボワエルデュー(フランス 1775〜1834)は多くの喜歌劇を作曲しましたが、それらは今日では劇として上演される事はあまりありません。この「バグダッドの大守」も劇の内容はほとんど知られていませんが、序曲はとても親しみやすい旋律にあふれていて、楽しい曲です。
『※ この曲は私がXX年前にファゴットを始めた時に最初に演奏した曲の一つです。またXX年の長いブランクの後にこの秋に清瀬オケに参加した時に最初に演奏する事になった曲でもあり、ただならぬ縁を感じています。あんまり有名ではなく、CDもほとんどなく耳にする事が少ない曲だとは思いますが、肩肘張らずに聴ける楽しい曲ですので、ぜひとも気楽に耳を傾けてください(jiafei)。』
| 3.ペルシャの市場にて(ケテルビー) |
コロンビアレコードのディレクターだったケテルビー(イギリス 1875〜1959)は大変才能にあふれた人だったそうで、本業の他に指揮や編曲/作曲もやっていましたが、たまたまラジオ番組の穴埋めに作曲した描写音楽が当たって世界中に知られるようになりました。この「ペルシャの市場にて」そういった描写音楽の一つです。ペルシャの市場の情景(ラクダに乗った商売人たち、お金をせびる乞食たち、奇術師、ヘビ使い、美しい王女様、大守の行進)があたかもお話のように描かれています。音楽を聴きながら思い思いに空想をめぐらしてください。
『※ 子供の頃にクラッシック音楽に出会う場として学校の「音楽鑑賞」の時間があります。私がこの曲をはじめて聴いたのも中学校の音楽の時間でした。先生がステレオでLPをかけ、生徒である私達は神妙な顔で「お勉強」としてそれを聞いていました。そもそも「お勉強」として聞かされた曲など大して記憶に残るはずもないと思うのですが、それでも耳の奥に残って離れない曲もありました。「ペルシャの市場にて」もそうした耳に残る曲の一つです。「王女の到着」という注釈のあるメロディーは特に印象が強く、当時の私にとって「ペルシャの市場にて」はクラッシック音楽を代表する1曲となりました。高校に進学してから吹奏楽部に入り、本格的にクラッシック音楽と向き合うようになると、「ペルシャの市場にて」のように誰もが知っている曲は「誰もが知っている曲」だからという理由で興味の対象から外れてゆきました。ベートーベンやブラームスの交響曲やワーグナーの管弦楽曲を聴きまくり、「これこそ音楽を聴く醍醐味だ!」と思い込んでいました。しかし、社会人になって仕事から帰った後にレコードを聞くことが心なごむ一時となったことが、小曲を聞くことの楽しさを再び思
い出させてくれました。大曲を聴くのとはまた違った、肩の力を抜いてただボーッとしながら音楽を聴く喜び、私はすっかりその虜となりレコードを買い漁りました。その中にたまたまケテルビーの作品集があり、私は「ペルシャの市場にて」と再会したのです。レコードに針を下ろすと、中学生の頃にはじめてこの曲を聴いたときと同じように、メロディーがごく自然に耳に響いてきました。その日からケテルビー作品集のレコードは私の愛聴する1枚となりました。長い時間を経てもなお、素直に人の心に訴えるこの曲の魅力は何なのでしょうか。ケテルビーの作品では「修道院の庭で」「牧場を渡る鐘」「心の奥深く」など私の大好きな曲が沢山あります。今回演奏する「ペルシャの市場にて」がお気に召していただけるなら、ぜひケテルビーのほかの作品をお聞きになってみることをお勧めします。(H.M.)』
| 4.ハンガリー舞曲第5番、第6番(J.ブラームス) |
ブラームス(ドイツ 1833〜1897)の数多い作品の中でも最も有名な曲のひとつがハンガリー舞曲集でしょう。その中でも特に知られているのが本日演奏する5番と6番の2曲です。これらのハンガリー舞曲はいわゆるジプシーの音楽を素材として、始めはピアノ連弾曲として作曲されましたが、ピアノ独奏やバイオリンとピアノの二重奏にも編曲され、様々な形で親しまれています。本日はもちろん色彩感にあふれたオーケストラの演奏でお楽しみいただきます。目まぐるしいテンポの変化によるジプシー的な雰囲気を感じとっていただけるでしょうか?
『※ ピアノを弾く私の娘の話しによると、第5番のピアノ独奏曲はなかなか難しいそうです。演奏技術の伴わない(下手な)バイオリン弾きの私にも、いつまでも仕上がらない難しい曲の一つですね。(A.T.)』
| 5.ホルン組曲(G.P.テレマン) |
清瀬オケで精力的に採りあげているテレマン(ドイツ 1681〜1767)ですが、大バッハとほぼ同時代に活躍し、存命中はバッハをはるかにしのぐ名声を得ていた大作曲家です。86歳と長命だった事、また46年の長きにわたってハンブルクの音楽総監督をつとめたこともあり、作品の数は何と数千曲に達すると考えられていますが、現存するのはそのうちの一部だけです。ホルン組曲の原曲は、2本のホルンと2部のバイオリン及び低弦のために書かれており、5つの曲からなっています。本日はオーケストラのその他の楽器も加えた響きをお楽しみください。
| 6.喜歌劇「天国と地獄」序曲(J.オッフェンバック) |
オッフェンバック(ドイツ→フランス 1819〜1880)はドイツの人ですが、パリで喜歌劇を上演して好評を博しました。「天国と地獄」(原題「地獄のオルフェ」)は、ギリシア神話のオルフェウスとエウリディーチェの悲劇を元にした喜劇で、今日でもたまに上演されますが、劇そのものご存じなくても、この序曲、特に最後の「フレンチカンカン」はきっと耳にされた事があるのではないでしょうか。日本では某CMにより大変有名になりました。
『※ この曲は最初、名曲の名旋律という企画で「威風堂々」のゆっくりした所と「天国と地獄」のカンカンの部分だけを演奏する予定でした。が、練習してみたところ、「威風堂々」がすごく難しいのと、「天国と地獄」のカンカンだけでは様にならなかったので、「威風堂々」はボツになって「天国と地獄」を全曲演奏することになりました。途中に、バイオリン・クラリネット・オーボエ・チェロのソロ演奏があります。清瀬オケきってのおやじキャラが熱演致しますので、暖かい耳でお聞きください。(N.T.)』
| 7.小組曲より「小舟にて」、「バレー」(C.A.ドビュッシー) |
ドビュッシー(フランス 1862〜1918)はフランスの20フラン紙幣の肖像にも使われているフランスを代表する大作曲家の一人です。「牧神の午後への前奏曲」を始め、いくつかの有名な管弦楽曲も書いていますが、元々ピアノの名手だった事もあり、数としてはピアノ用の曲をより多く書いています。この「小組曲」も元々ピアノ連弾用に書かれた曲ですが、弟子であったビュッセルが後年オーケストラ用に編曲しました。本日はその中から、6/8拍子の美しい舟歌である第1曲の「小舟にて」と生き生きとした舞曲である第4曲「バレエ」の2曲をお楽しみいただきます。
| 8.「アルルの女」第2組曲(G.ビゼー) |
ビゼー(フランス 1838〜1875)の作品中、歌劇「カルメン」と並んで最も親しまれているのが「アルルの女」の2つの組曲でしょう。「アルルの女」はフランスの作家/劇作家ドーデの戯曲で、その劇中音楽としてビゼーは27曲の音楽を作曲しました。これらはもともと小さな劇場用の小オーケストラのために書かれた音楽でしたが、ビゼー自身の手により4曲が大オーケストラ用に編曲しなおされました。これは現在第1組曲と呼ばれています。ビゼーの死後、友人であったギローが4曲を選んで編曲し、第2組曲として発表しました。本日演奏するのはこの第2組曲です。農村の雰囲気をあらわした「パストラール」、ドラマチックな旋律が印象的な「間奏曲」、フルートの独奏曲としてもあまりにも有名な「メヌエット」、そして行進曲と踊りのの2つの旋律が絡み合い劇的なクライマックスに至る「ファランドール」の4つの曲からなっています。
最近の団の練習風景から
最近の嬉しいニュースは今までは欠員だったオーボエとファゴットに入団者を迎えたこと。オーボエでチューニングできるなんて!
普通の楽団では当たり前のことなのに、素直に感動できちゃうところが清瀬管弦楽団らしさ。かの有名な曲の数々にかくも果敢に挑戦しちゃうところも恐いもの知らずというか何というか…。いえいえ、これはオーケストラを身近に感じてより多くの方に来ていただきたかったからこその試み。こうして聴きに来て下さる皆さんの支えがあるということそのものが清瀬の「らしさ」ありがたさ。次の課題は弦楽器パートの充実です。
| 出演者名簿 |
| バイオリン (コンサートマスター)海老名博行 土屋昭夫 萩原久美子 水岡善郎 |
ビオラ 繁田清子 吉崎直子 |
チェロ 浅野のぶ子 中村隆行 |
| コントラバス 竹村共代 |
フルート・ピッコロ 海保佳枝 香西真弓 高橋雅子 |
クラリネット 堀内 勝 小島昭代 |
オーボエ 加藤達朗 |
ファゴット 甲斐智彦 |
サックス 根本恵美子 |
| トランペット 西村忠朗 根本涼一 |
ホルン 大島悦子 小町高幹 藤代要一 |
トロンボーン 鈴木克 西澤芳洋 |
ピアノ 加藤純子 |
お知らせ
| 清瀬管弦楽団では団員・賛助団員を募集しています。 団員:毎週土曜日の合奏練習に楽器持参で参加できる方。弦楽器奏者大歓迎、練習見学いつでもOKです。 入団費1000円、月会費2000円 賛助団員:楽器演奏はしないけど、例えば演奏会を聞きに来てくださるとか、知り合いに清瀬管弦楽団のことを宣伝して下さるとか、賛助団費をもって資金援助をして下さるといった形で、側面的に団の活動を応援して下さる方。(年会費一口1000円) お問い合わせ・申込みなど連絡先:0424−91−1794(西村) |
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